AbbVie(アッヴィ)の決算情報・分析

米国株

AbbVie(アッヴィ)(ティッカーシンボル:ABBV)の決算情報です。

AbbVieは世界で一番売れている薬・関節炎治療薬のHumiraを製造している製薬会社です。その2020年の売上は19,832百万ドル。一つの薬の売上が約2兆円って、すごいですね。売上全体に占める割合は43%にも達し、米国だけで16,112百万ドルの売上となります。
ところがこのHumira、2023年に米国で特許を失います。そのため、AbbVieはその対策として、2020年5月に製薬会社のアラガンを買収しています。その影響で、2020年の売上高が急増しており、また2019年にはHumiraの全売上に占める割合58%に達していたことから比べると、売上構成の分散化にかなり寄与しています。
とはいいつつ、いつまでこの銘柄を保有していていいものか、やはり悩みます。

スピンオフ前のアボット・ラボラトリーズの時代から通算して、49年連続増配中です。配当利回りは4%台ととても高いです。(ですが、Humira後のことを思うと、どうなるのか少し怖いですね。)

四半期決算
過去8四半期(2年)の四半期決算のEPSと売上の予想と結果です。
全て結果は予想を上回っており、右肩上がりの傾向となっています。

通年決算
過去8年のDPS、EPS、CFPS、SPSの推移です。
ほぼほぼ綺麗な右肩上がりとなっています。
2020年はアラガン買収の影響で、増収・減益になっており、発行済株式数も急増しています。

SPSが突出していて見にくいため、SPSを抜いてみると、グラフは次の通りとなります。
各指標とも概ね右肩上がりとなっています。2020年にEPSが落ち込んでいるのは特殊要因です。

チャート
日本時間2021年6月9日23:00頃の週足チャートです。
かれこれ3年半くらいをかけて、カップウィズハンドルのカップの部分を形成しに行っているようにも見えます。

続けて日足チャートです。
2020年10月末までにかけて、大きく売られましたが、その後急速に切り返し、レンジのゾーンを切り上げに行っています。
出来高は大きな変動はありません。

業績が良く、配当利回りも高く、連続増配中のため、大変魅力的な銘柄ではありますが、冒頭で記載したような難しさを抱えています。
そのため、まずはカップウイズハンドルのセオリーに倣い、目先の目安はカップが完成する$121.6辺りとし、その時点でその後の展開をまた考えたいと思います。

参考サイト
●Annual Report on Form 10-K
●四半期決算 Investing.com
●通年決算 Morningstar
●チャート TradingView
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