3M(スリーエム)の決算情報・分析

米国株

3M(スリーエム)(ティッカーシンボル:MMM)の決算情報です。

3Mは、ポストイットなどでお馴染みなコングロマリット企業です。
以前、アマゾンでマスクを探していると4Mというブランドがありました。こんな風にあやかりたいくらいにブランドイメージの高い企業です。
コングロマリットの実態を掴むため、セグメントごと(と地域ごと)の売上構成を見ると次のとおりとなります。
おそらく、Health Care(ヘルスケア)が3Mの今後のカギを握るのではないかと思われます。

驚異の63年連続増配中で、配当利回りも高く、3%くらいです。

四半期決算
過去8四半期(2年)の四半期決算のEPSと売上の予想と結果です。
まちまちですが、ここ3四半期は、結果が予想を上回っています。
【7/29追記】7/27、2021年第2四半期の決算が発表されました。EPS・売上とも、予想を上回る内容でした。

通年決算
過去8年のDPS、EPS、CFPS、SPSの推移です。
SPSは緩やかな成長を続けていますが、売上高自体はほとんど伸びていません。

SPSが突出していて見にくいため、SPSを抜いてみると、グラフは次の通りとなります。
純利益・EPSはほぼ一定です。2019年→2020年はいずれの指標も良い感じに伸びているので、2020年→2021年もその流れが続くか、注視したいところです。

チャート
日本時間2021年6月17日の23:00頃の週足チャートです。
2018年から2年以上続いていた価格の下落が、2020年3月を底にようやく終わり、今年に入ってから完全に下降トレンドラインを突破しました。
2018年から長い期間株価が低迷したのは、同時期に始まった米中貿易戦争の影響と考えられます。冒頭の表にもあるとおり、Asia Pacific(アジア太平洋)が売上に占める割合は小さくなく、その多くは中国と思われ、その点が嫌気されたのでしょう。
2021年第1四半期の決算が良かったことから、この傾向が今後も続くのであれば、この先2018年1月に記録した高値を目指してくれるのではないでしょうか。

続けて日足チャートです。ここ数日、大きく値を下げています。目先は週足のMA20までは下げ続けるかもしれません。押し目買いの好機のようにも思えます。

【7/29追記】続いて、2021年7月29日取引開始前の日足チャートです。
上昇トレンドが続いていましたが、5月上旬以降、上値の重い展開が続いています。

事業内容を鑑みても目覚ましい成長を遂げることはないでしょうが、業績は概ね安定しており、配当利回りは高く、長期に渡り連続増配中で安心感は半端ないです。発行株式数も年々少しずつですが減少しています。
株価は長期低迷期を脱した後ですから、四半期決算を丁寧にフォローし問題なければ、当面保有し続けることができそうに思われます。

参考サイト
●Annual Reports on Form 10-K
●四半期決算 Investing.com
●通年決算 Morningstar
●チャート TradingView
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